この記事は3-shake Advent Calendar 2025です。
吉祥寺.pm #37で話した内容となります。
厳密には10年以上前に行ったことあるんですが、完全に忘れているので実質今回が初回ということでお願いします。 今回は業務として、KubeCon NAへ行かせてもらったのでその体験を共有いたします。セッション内容については触れません。
旅程的には11/11-17となっており、KubeCon NAの開催期間としては11/12-15となっています。
以下の目次で送らせていただきます。
出国準備
やったことは以下のとおりです。
- 5か月前
- KubeConチケット手配
- ホテル予約
- 飛行機手配
- 1ヶ月前
- パスポート取得
- ESTA申請
- Visit Japan登録
- 前日まで
- 荷物準備
- 随時
- 英語
- 技術インプット
5ヶ月前
KubeCon自体のチケット手配はまとめて会社の方でやっていただきました。 ホテルと飛行機はKubeCon割引があったのでこれを利用しました。飛行機はUnited航空の乗継便を予約しました。 行きは成田=>ダラス=>ソルトレイクシティー、帰りはソルトレイクシティー=>ロサンゼルス=>成田を予約していました。 飛行機が往復で26万円、ホテルが12万円でした。なかなかな値段ですね。同僚と1日違いでチケットを買ったら微妙に値段が変わっていた記憶があります。早めの行動大事ですね。
ホテルも飛行機も日本語サイトがあったので特に困った記憶がないです。
1か月前
数年前にパスポートの期限が切れていたので、これを機に再発行しました。東京都庁地下にパスポートセンターがあるので、ここで申請しました。パスポートセンター横に写真屋さんがあるので、証明写真を準備せずに行っても安心です。だいたい1週間で発行されるので、また1週間後に赴くことになります。
渡米する際にESTAを申請する必要があります。ここで注意してほしいのは、検索トップやスポンサーサイトとして出てくるサイトはそれっぽい偽物なので騙されないように注意してください。
Visit Japanを事前に登録していくことで日本への帰国時にスムーズになりますのでやっておくことをおすすめします。
前日まで
ここまででだいたいやらないといけないことは終わってるので、あとは荷造りです。
大きな荷物としては手荷物で入る大きさのトランクケースとビジネスリュックサックの2つを持っていきました。それにプラスしてパスポートと財布と携帯を常に携帯するためのサコッシュも持ち込みました。
4泊5日暮らせる最低限の服だけ持ち込みました。だいぶコンパクトになったと思います。
基本的に外で食べるつもりはあまりなかったので、全日程の夕食を持ち込みました。オートミール、フリーズドライの味噌汁、粉末スープ類、ルイボスティーなど持っていきました。スープ類にオートミールを入れてレンジで温めればなんとかなります。 ここで注意しないといけないのはアメリカは動物性成分が含まれているものは持ち込めません。魚介はOKなのでそのあたり注意しましょう。このへんは国によって違います。
電子機器に関しては120V対応しているものはそのままアメリカでも使えます。コンセントの形状は日本と同じですがボルト数が違う形になります。
先に言ったようにパスポート、財布、携帯はサコッシュに入れて肌身離さないようにしていました。
随時
英語はほんとにもっとやっておけばよかったなと思いました。Duolingoはずっとやっていましたが、リスニング、スピーキングという観点からは足りないですね。最近だとスピークバディみたいなAI英会話アプリがあるのでそのあたりもっとやり込んでおけばよかったなと後悔してます。
あとやったこととしては、CNCFのyoutubeチャネルに大量の過去のKubeConアーカイブがあるのでそれでひたすら耳をならしてました。
往路
実を言うとですね。出国する当日朝まで沖縄にいました。出国当日はこんな感じでした。
- 11/7 午前 羽田着
- 11/7 昼 家で荷物最終チェック
- 11/7 夕方成田出発
沖縄から帰る飛行機がちゃんと飛んで良かったと心から思います。普通はこんなことしないです。いろいろ重なって仕方なかったのでした。
ということで、行きは成田発、デンバー乗り継ぎ、ソルトレイクシティーという行程です。。。。。でした。
デンバー行きの飛行機に乗っていて途中で行き先がアンカレッジ(アラスカ州)に変わってることに気が付きます。

急病人救護のためにアンカレッジに緊急着陸することになりました。なんやかんやあって無事デンバーには到着するのですが、当然乗継便には間に合わずなので振り返る必要がありました。
自分はアンカレッジ出発時点までにかすかな電波を頼りにスマートフォンから振替を行ったのですが、同僚たちは電波がなく何もできなかったので、自動的に翌日の便に振り返られてしまいました。ちょっとそれは困るのですが、この時点ではどうにもならないのでいったんデンバーに到着し入国審査を受けることになりました。
正直入国審査はかなり厳しくされるのかなと不安になっていたのですが、案外すんなり通って拍子抜けしました。
デンバーの空港にてなんとか本日便で乗り継げないか交渉することになりました。どうやら現状満席の便でもウェイティングリストに入ることでキャンセル待ちに並ぶことができてうまくいけば本日便で行けそうだということがわかりました。Uniteの係員の人がウェイティングリスト登録のためにコマンドプロンプトを駆使してたのが印象的でした。コマンド操作でやるんですねと感心しました。 ともあれ、初っ端からトラブルに見舞われましたが拙い英語でもなんとか乗り切ることができました。なんやかんやあって、ソルトレイクシティーまでたどり着くことができました。
現地
空港からホテルまではLRTで移動しました。TransitというアプリでOne-Wayチケットを購入して乗るみたいでした。チケットをActivateして乗るのですが、QRコード自体はあるのですが、最後まで誰にも見せることなく下車しました。これが信用乗車方式か。。。となりました。

会場はめっちゃ広いし、めっちゃ人が多くて、これが本場か、、、と圧倒されました。

飲み物はいたるところにありました。コーヒーに困ることはありませんでした。

ランチボックスが無料配布されてることに4日目に気が付きました。それまで、毎回ホテルに帰ってオートミールを食べる生活をしていました。毎回ランチに必ずお菓子が含まれているのはアメリカンな文化なのでしょうか。ランチはビーフ、チキン、ベジタリアン、ビーガン、グルテンフリーから選べました。なんというか文化を感じますね。

英語に自身なかったので、文字起こしと翻訳をしてくれるSaaSアプリを試してたのですが、いまいち制度が低くてあまり役に立たなかったでした。これもあとから気づいたのですが、ルームごとにQRが貼ってあって、そこにアクセスすると文字起こしと翻訳をしてくれるアプリケーションが用意されていました。今回いたるところで自分の情報弱者ぶりを感じてしまいました。
KubeConのセッション自体はYoutubeにすぐ上がるので、その場で頑張りすぎずにあとで復習するのがよいです。
ただ、現地でしか体験できない雰囲気を味わえたことはすごく良い経験になりました。現地での日本人交流会ではバリバリKubernetesをつかっている人たちの生の声が聞けて刺激になりました。
復路
特筆すべきことはないです

Visit Japanをあらかじめ登録しておいたので、入国審査と税関はすんなりと通過できました。
事後
経費採算しっかししましょう。経費採算終わるまでが出張です
まとめ
往路がこすぎてソルトレイクシティーについた瞬間もう帰っていいかなという気持ちになりました。トラブルはありつつも一つ一つこなしていけばまあなんとかなるものだなと思いました。
英語はほんとにちゃんとやっておきたかったなと言う気持ちが強いです。もっとできてれはもっと実りが多かったなと。
当たり前の話ですが、羽田、成田の乗り継ぎはやめたほうが望ましいです。社会人は余裕持った行動をしましょう(?)
いろいろもっとうまくやりたかったという気持ちはありつつも本場のでっかいカンファレンスに参加して色んな意味で刺激を受けました。また英語もそうですし、知識レベルを上げて海外カンファレンス再挑戦したいです。来年はre:Invent行たいです!
さて、真面目なまとめは同僚が書いてるのでこちらを参照してください。
それでは。