デブサミのURIがかっこ悪くなりましたね。さておき。
ふりかえってみるとデブサミの初参加は2008年だったようです。前職にいる頃に先輩に紹介されたのがきっかけだったと思います。正直言うと、当時の業務とセッションの内容が離れていて、当時の知識も足りなかったため、こんなすごいことしている人がいるんだー。こんなすごいものがあるんだー。と熱を少しもらっただけで、得たものはそれほど多くなかったと思います。
当時は、Ruby1.9が出たあたりで、セッションもMSとかエンプラ系とかが目立って、スマートフォンがほとんどないのが興味深いです。
昔と比べて今年が違うことはセッションを理解する知識が増えたということもありますが、一番大きいのは知り合いが増えたということです。一昨年くらいまではぼっちで来て、ぼっちで話を聞いて、ぼっちで帰ってのサイクルでした。が、今年は、会場では、コミュニティで知り合った人たちあいさつしたり、セッションの内容について話したり、懇親会に行ったりと、楽しく過ごさせていただきました。Developers Summitが文字通りになりつつあるなと感じた次第です。
個人スポンサー
今年は、個人スポンサーとして参加させていただきました。
単に、コミュニティへの恩返し的な気持ちで個人スポンサーになったのですが、思いのほか、個人スポンサー特典が素晴らしくて、逆に申し訳ないなと思うくらいでした。最前列の電源席、無線LANといたれりつくせりでした。
- 作者: 西村直人,永瀬美穂,吉羽龍太郎
- 出版社/メーカー: 翔泳社
- 発売日: 2013/02/13
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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もう一つのスポンサー特典でScrum Boot Camp the Bookをいただいてました。セッションの途中の中休みでサクッと一読したんですが、今まで、読んだScrum系の本で一番読みやすく、一番人に勧めやすいかなと思いました。良書なので、Scrumを知りたいという人には推薦できるかなと思います。
印象に残ったセッション
資料はこの辺に上がるでしょうし、詳細なレポートは他の人が書いていただけると思うので、印象に残ったことだけ。
http://codezine.jp/article/detail/7003
【14-B-1】3つの世界:エンタープライズ、ソーシャル/ゲーム、スタートアップ
朝寝坊していったので、途中からしか聞いていないのですが、伊藤さんのWebの話はとても面白かったです。モバイルウェブの時代はもう来ているし、これから更に進んでいくのは間違いないと思います。そして、その姿は自分らが知っている姿じゃない(かも知れない)というのは興味深かったです。
(ケニアの例がちょろっと出ていましたが、あれってワークシフトに出ていたのと同じやつかしら。
ワーク・シフト ― 孤独と貧困から自由になる働き方の未来図〈2025〉
- 作者: リンダ・グラットン,池村千秋
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孫さんが行っていた、最近のベンチャーのトレンドはIPOじゃなくてM&Aというのも興味深かったです。
【14-A-7】ソーシャルコーディング革命後の開発委託の世界〜QA@ITの事例
受託開発でいながら、委託元がソースをいじることができる環境にあるっていうのがすごいなと思いました。確かに、文言修正などちょこっとしたものをわざわざ開発者に依頼するのはオーバーヘッドが大きすぎるので、委託元で直してしまうというのは合理的だとは思います。こういうスタイルが今後一般的になっていくのかは何とも言えないのですが、受託開発の一つの未来を見た気がします。
あと、一点気になった言葉が、
- テストを省略して速度を上げた開発で幸せになった試しは無い
で、これはうん。確かにそうだと思います。実感を持って言えます。テストを省略したことを後悔しています。今。。。